ブレーキレバーのカスタム

ブレーキレバーが下に向いていて、ハンドルとの間隔が狭くなってる。

まっさらな新車を自分仕様にカスタムです。(してもらいました・・・。)

僕は両腕に障がいを持っていて自転車に乗るには少し不便なことがあるので、ポジショニング等の基本的なこと以外で、可能な範囲で自分に合うようにブレーキ周りの調整を依頼していて、サドルの高さポジションを決めたあと、サドルに跨った状態で行いました。

止まる、は走るより大切なことね。

1.ブレーキ左右交換
通常の自転車は左ブレーキで後輪を、右ブレーキで前輪のブレーキを制御しています。
僕の左手は手首が内側に固定され真っ直ぐに伸ばすことが出来ず、さらに薬指の第3関節が曲がっています。
この状態でブレーキレバーを適切に引くことは困難なことも多く、右手でのブレーキングが多くなってしまいます。
右レバーは前輪を制御するので急ブレーキをかけてロックしてしまうと、前に倒れ込んでしまうリスクがあるので、右手で後輪ブレーキを制御することが安全運転に繋がります。
購入したFX3 Diskは新車なので、ショップに届いてから組み立てるのでその時にこの左右交換を依頼していたのですが、

なんと、入荷したヤツがたまたま日本仕様ではなく海外仕様の『左:フロントブレーキ/右:リアブレーキ』だったので、ブレーキ左右交換のカスタム不要となりました。
ノーマル仕様車です(^^)/

国内で普通に販売されてる自転車は、左:リアブレーキ、右:フロントブレーキが多いですが、これはJIS規格に規定されていました。

JIS D 9301の5.2.5
5.2.2 手動ブレーキ
a) ブレーキレバーの配置 ブレーキレバーは、一般に、前ブレーキ用をハンドルバーの右、後ブレーキ用をハンドルバーの左に配置する。

この規格となった背景は日本は左側通行であり、自転車が手信号を出す時は車の運転手が視認しやすいように右手で合図することが多く、合図してる時は左手で片手運転の状況となりその時にブレーキ操作を行う場合、前輪ロックとならないように左ブレーキは後輪を制御する、ってことらしいです。
右側通行の国ではこの逆となりますね。
海外のメーカーが日本向けに輸出するときはJIS規格に適合するように左右のブレーキを設定しているのでしょうね。
ショップに入荷したFX3 Diskは日本向けではなく他の国へ行く予定だった個体が僕の所に回ってきたのでしょう。何故、回って来たかは謎。
それはそれで、運命です(^^)/

2.左右ブレーキレバーの角度調整
僕は両手とも指を真っ直ぐに伸ばすことが出来ません。
適正なポジション(僕にとっての握りやすい)でハンドルに手を置いた時にスムーズにブレーキレバーに触れられるよう、レバーを下側に角度調整をお願いしていました。
ブレーキレバーを回転調整するよりハンドルバーを回転させた方が良いとのことでその方法にて調整することに。
左指は右指より曲がっているのでより下側にしたかったのでレバーだけを微調整ね。
これでハンドルを握っている状態でブレーキレバーが握りやすくなりました。

3.左右ブレーキレバーのリーチアジャストの調整
ブレーキレバーはハンドルまでの長さ調整が出来るようになっています。
概ね2cm程度かな。
僕は指も短いのでこの間隔もスムーズにレバーを引ける位置まで短くしていただきました。

ブレーキレバーに届きやすく、引きやすくのカスタムです。

もう、これで両手でのブレーキ操作がやりやすくなりました!
以前、乗っていたGIANTのESCAPE RXでも1、3は調整していました。

ブレーキをかけやすいカスタムと、油圧ディスクブレーキになったことで、先日の初乗り8kmでは気持ち良いくらいの操作と効きが良かったなあ。少しの力で効いてくれるのがうれしい。

カスタムしていただいたショップはこちら。
ブリッジバイクプロダクト

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